貴島公さんのコラム『問いかけと地の土』

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紙の読み物はなるべく書店で買うことにしている。でないと、町の本屋さんが次々になくなっちゃうから。であるので、町じゅうの書店をさがしたのちに、みつからないのでしかたがなくAmazonで注文して、元旦に届いた雑誌「雲遊天下」の115号。いいもの届いた、と目当ての貴島公さんのページを読み終えて思った。

貴島さんは「雲遊天下」で、[ライナーノートを読む]という連載コラムを持っている。しかし115号で彼が書くのは、ライナーノートのない2013年のすきすきスウィッチ新譜についてなのだ。実際にコラムを読んでほしいから、『それでもはじめて』『ここへきてはじめて』について貴島さんが何を書いているのかは、ここに挙げない。ただ…………。

ただ、彼は83年『忘れてもいいよ』復刻版に付けられた、佐藤幸雄によるセルフライナーノートについても、「雲遊天下」106号の同コラムに書いている。115号のコラムの冒頭に、そのことが触れられている。

 

約二十年音楽から離れていたひとの手になるものであるにもかかわらず、そこにあったのは回顧ではなく、持続している気持ちだった。それが書かれたのは、古い歌を「聴く現場に置き直す」ためではないか、と思ったのだ。

 

『問いかけと地の土』、これが115号のコラムに貴島さんがつけたタイトル。ライナーノートのないすきすきスウィッチの2013年の新譜(および活動再開後のすすスのこと)と、やはり2013年に上梓された竹田賢一『地表に蠢く音楽ども』について書かれている。

思えば2011年3月11日以降、わたしにずっとひっかかているのは地面のこと。ひとは地面から湧き出たような気もしているし、わたしたちは遠の昔に地面をなくしているような気もする。そんな宙ぶらりんな思いをひっぱったまま布団をかぶっていた元旦の寝床で、わたしは貴島公さんのコラムを読んだのだ。

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